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本当はやさしい、けちな大金持ち

本当はやさしい、けちな大金持ち

世界の昔話

むかしむかし、ある町に、一人の大金持ちおーがねもちがいました。

この人は大金持ちおーがねもちですが、とてもけちでした。

貧しい人がたずねて行っても、決して助けたすけてはくれません。

「何て、けちな男だ」

町の人たちは、みんな大金持ちおーがねもち悪口わるぐち言いいいました。

さて、同じ町に、一人の靴屋がいました。

この靴屋はとても親切しんせつで、貧しい人を見るみると必ず、お金おかね食べ物たべもの与えあたえ助けたすけてあげたのです。

ある日の事、大金持ちおーがねもちが急な病気で死んしんでしまいました。

町の世話役は、大金持ちおーがねもちを町のお墓の一番いちばん端に埋めうめました。

そして葬式そーしきにも、町の人たちは誰一人行きいきませんでした。

それから何日かして、一人の貧しい人が親切しんせつな靴屋を尋ねたずねました。

「何か、めぐんでください」

すると、靴屋がこう言っいったのです。

「あげる物なんて、何もないよ」

それを聞いきいた貧しい人は、びっくりしました。

「どうしてですか? あなたはいつも、わたしたちを助けたすけてくれたのに」

すると靴屋は、こんな事を話し出しはなしだしました。

「何年か前の事だ。

この前に亡くなっなくなったお金持ちかねもちのご主人しゅじんが、お金おかねをたくさん持っもって来て、こっそりとわたしにこんな事を頼んたのんだんだ。

『このお金おかねを、貧しい人にあげてくれ。ただし、誰のお金おかねかは、決して言わいわないように』、と。

それからも、みんなにあげるお金おかねがなくなると、お金持ちかねもちは何度も何度もお金おかね持っもってきてくれた。

でももう、お金持ちかねもちがいないので、わたしにはお金おかねがないのだよ」

この話は、すぐに町中まちなか広まりひろまりました。

そしてみんなは、死んしん大金持ちおーがねもち本当ほんとーのやさしさを知りしり、すぐにお墓へ飛んとんでいきました。

そして、今まで悪口わるぐち言っいっいた事いたことを、心からあやまったのです。

おしまい


大金持ち
たずねる
助ける
くれる
みんな
悪口
言う
親切
見る
お金
食べ物
与える
死ぬ
一番
埋める
葬式
行く
尋ねる
めぐむ
あげる
聞く
あなた
話し出す
亡くなる
金持ち
主人
たくさん
持つ
頼む
なくなる
町中
広まる
本当
知る
飛ぶ
いた事
あやまる

: N1

: N2

: N3

: N4

: N5

muksi, kanayomi

「今日は何の日?」

2021613

元:地球くん

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