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ウナギの天登り

ウナギの天登り

江戸小話

ある日、江戸えどっ子の三吉みよし(さんきち)が川へ釣りつり出かけでかけて、大きな

うなぎ

釣り上げつりあげました。

「こいつは、大物おーものだ」

三吉みよしは、さっそくうなぎの口から針を抜いぬい片手かたてでつかもうとすると、うなぎはぬるっと上へ逃げにげます。

逃げにげすもんか」

急いいそいでもう片方かたほーの手でつかむと、また上またうえへぬるりと逃げにげます。

あわててまたもう一方いっぽーの手でつかまえると、またぬるりと上へ。

上へ上へとうなぎが逃げるにげるので、三吉みよしも上へ上へとうなぎをつかまえていると、だんだんうなぎにつられて空に登っのぼって行ってしまいました。

それからたちまち、一年という月日つきひがたってしまいました。

あれっきり、三吉みよし帰っかえってきません。

長屋ながやの者たちが集まっあつまって、

三吉みよしは、もう死んしんじまったろう」

と、葬式そーしき(そうしき)を出しだしているところへ、空から手紙てがみがひらひらと落ちおちてきました。

読んよんでみると、

去年きょねん今日きょー、うなぎと一緒に天に登っのぼったが、なかなかしぶとい奴で、まだ、うなぎを追いかけおいかけて上へ上へと登っのぼっている。三吉みよしより》

と、あり、すみっこのほうには、

三吉みよしは、うなぎをつかんでいて手が放せはなせないから、代筆(だいひつ→本人ほんにん代わりかわり書くかくこと)をした。天の

カミナリ

より」

と、書いかいてありました。

♪ちゃんちゃん

(おしまい)


江戸
三吉
釣り
出かける
うなぎ
釣り上げる
こいつ
大物
抜く
片手
つかむ
逃げる
急ぐ
片方
また上
あわてる
一方
つかまえる
つられる
登る
月日
帰る
長屋
集まる
死ぬ
葬式
出す
手紙
落ちる
読む
去年
今日
追いかける
放せる
本人
代わり
書く
カミナリ

: N1

: N2

: N3

: N4

: N5

muksi, kanayomi

「今日は何の日?」

20211028

元:地球くん

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