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ろうそくちくわ

ろうそくちくわ

江戸小話

むかし、田舎いなか住んすんでいる男が町にて、生まれうまれて初めてちくわを食べたべました。

「おおっ、これはうまい」

大変たいへんおいしかったのですが、名前なまえがわかりません。

それでも村に帰っかえって、みんなに自慢しました。

「あれはうまかった。

丸くて、細くて、中にしんがあって(→ちくわは竹輪ちくわ書きかき、竹にちくわのもとを巻いまい焼きやきます。この場合ばあいのしんとは、その竹の事です)、白い物だ」

これを聞いきいた男が、自分じぶんもちくわを食べたべてみようと町へ出かけでかけました。

「すみません。名前なまえはわからないのですが、丸くて、細くて、中にしんがある、白い物を探しさがしているんだが」

「はい。丸くて、細くて、中にしんのある、白い物ですな。それなら、これでしょう」

店の人はそう言っいって、ろうそくを持っもってきました。

「なるほど。確かたしかに丸くて、細くて、中にしんがあって、白いな。では、これをもらおう」

男は店を出るでると、さっそくろうそくを食べたべてみたのですが、これがちっともおいしくありません。

それでも男は、この事を村へ帰っかえって自慢げに話すはなすと、聞いきいていた庄屋しょーやさんが言いいいました。

「ばか。お前おまえ食っくったのは、ろうそくといって燃えるもえる物だ。

すぐに水を飲まのまんと、今に腹が燃えもえ出すぞ」

「なにっ、それは大変たいへん!」

男はあわてて池に飛び込んとびこんで、水をガブガブと飲んのんだそうです。

♪ちゃんちゃん

(おしまい)


田舎
住む
出る
生まれる
食べる
おおう
大変
名前
わかる
帰る
みんな
竹輪
書く
巻く
焼く
場合
聞く
自分
出かける
探す
言う
ろうそく
持つ
確か
もらう
話す
庄屋
お前
食う
燃える
飲む
あわてる
飛び込む
ガブガブ

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: N2

: N3

: N4

: N5

muksi, kanayomi

「今日は何の日?」

20211028

元:地球くん

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