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水集め人形

水集め人形

日本の民話

むかしむかし、

高陽親王しんのー(かやのみこ)という皇子おーじ(おうじ)が、

京極きょーごく寺(きょうごくじ)というお寺おてらを建立(こんりゅう)された頃のお話しです。

親王しんのー(みこ)はとても手先てさき器用きよーな人で、

色々いろいろ道具どーぐを発明しては人々ひとびと驚かおどろかせていました。

ある年の事です。

その年はひどい日照りひでり続きで、全く雨の降るふる気配けはいがありませんでした。

それを知っしっ親王しんのーは、自らみずから田んぼたんぼの視察に出かけでかけました。

「なるほど、これは想像以上にひどいものだ」

田んぼたんぼの水は枯れかれ果てはてひび割れひびわれをおこした地面じめんには、わずかに苗が残っのこっているだけです。

「このままでは、大変たいへんな事になる。

何か、良い工夫は無いものか。

この地に水をもたらす、良い工夫は・・・」

しばらく考えかんがえ親王しんのーは、ある名案めいあん思いついおもいついて、御所ごしょ帰るかえる自分じぶん部屋へや引きひきこもりました。

そして親王しんのー部屋へや引きひきこもってから数日後、やっと部屋へやからてきた親王しんのーの胸には、子どもこども人形にんぎょーらしき物が抱かいだかれていたのです。

「これが、役に立てやくにたてば良いが」

親王しんのーはさっそく、その人形にんぎょー京極きょーごく寺の田んぼたんぼまん中まんなかに設置しました。

人形にんぎょー両手りょーてに大きなおわんを持っもっていて、

それに水を入れるいれると顔にその水をかけるからくりになっていました。

その仕草しぐさがまるで本物ほんもの人間にんげんのようだと評判ひょーばんになり、都中の人々ひとびと大勢たいせい集まりあつまりました。

そして、みんながその人形にんぎょーのからくりを見るみる為におわんの中に水を入れいれたので、

枯れかれ果てはてたこのあたりの田んぼたんぼは、再び水をてよみ返っかえったという事です。

おしまい


親王
皇子
おうじ
京極
きょう
お寺
りゅう
手先
器用
色々
道具
人々
驚く
日照り
降る
気配
知る
自ら
田んぼ
出かける
枯れる
果てる
ひび割れ
おこす
地面
残る
大変
もたらす
考える
名案
思いつく
御所
帰る
自分
部屋
引く
こもる
出る
子ども
人形
抱く
役に立つ
まん中
両手
おわん
持つ
入れる
かける
からくり
仕草
本物
人間
評判
大勢
集まる
みんな
見る
あたり
得る
返る

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muksi, kanayomi

「今日は何の日?」

20211028

元:地球くん

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