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お百姓と木

お百姓と木

イソップ童話

あるお百姓ひゃくしょー(ひゃくしょう)の畑に、一本の木が生えはえていました。

この木は少しも実がならない木で、ただ、うるさくさえずるスズメや、やかましいセミたちの宿になっているだけでした。

「こんな木は、何の役にも立たたたない。切り倒しきりたおしてしまおう」

と、お百姓ひゃくしょーはオノを持っもってきて、

「ガーン」

と、切りつけきりつけました。

すると、セミたちとスズメたちは、

「お願いです。この木を切り倒さきりたおさないで下さい。ぼくたちのお宿なのですから。どうか、このままにしておいて下さい。ぼくたちがここで歌を歌えうたえば、あなただって楽しいでしょう」

しかしお百姓ひゃくしょーは、セミやスズメの願いねがいなどおかまいなしに、またオノを振り上げふりあげて、

「ガーン」

もう一度、

「ガーン」

と、切りつけきりつけました。

ところが、木の幹の裂けさけた所をますと、そこにはミツバチの巣があってハチミツがたっぷり蓄えたくわえられていました。

百姓ひゃくしょーはニッコリ笑うわらうと、そのハチミツをおいしそうになめました。

そしてオノを放り出しほーりだして、それからというものはこの木を大切たいせつにしました。

こんな風に、自分じぶんには興味きょーみのない事でも、それが自分じぶんの得になると分るわかるとすぐに考えかんがえ変えるかえる人がいます。

おしまい


百姓
生える
さえずる
スズメ
立つ
切り倒す
持つ
切りつける
歌う
あなた
願い
振り上げる
裂ける
見る
ミツバチ
ハチミツ
蓄える
笑う
なめる
放り出す
大切
自分
興味
分る
考え
変える

: N1

: N2

: N3

: N4

: N5

muksi, kanayomi

「今日は何の日?」

20211028

元:地球くん

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