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病気を治す地蔵

病気を治す地蔵

日本の民話

むかしむかし、江戸えどのある町に、人の背丈せたけよりも大きなお地蔵じぞーさんがありました。  このお地蔵じぞーさんには不思議ふしぎな力があり、おできや、やけどをした人がお参りに行くいくと、お地蔵じぞーさんは自分じぶんの体の同じところに、やけどやおできをあらわして治しなおしてくれるというのです。

ある日の事、顔の左のほっぺたがスイカの様にはれあがった大工だいくさんが、お地蔵じぞーさんの話を聞いきいてやってきました。  大工だいくさんのほっぺたは、町の色々いろいろ医者いしゃてもらっても治らなおらず、口もきけないほどの痛みいたみ苦しんくるしんで、このお地蔵じぞーさんにすがりにきたのです。 「お地蔵じぞーさま、どうかお助けたすけください。このままでは死を覚悟して、顔の半分はんぶん切り落とすきりおとすしかありません」  大工だいくさんが一生懸命いっしょーけんめいお祈りをすると、ほんの少し、痛みいたみ引いひいたような気がします。  それから次の日も、またその次の日も、大工だいくさんは熱心ねっしんに手を合わせあわせました。  そして、八日目の事です。  大工だいくさんがふと、お地蔵じぞーさんの顔を下からあげると、お地蔵じぞーさんの左のほっぺたが大きくはれあがっていて、とても痛そうな顔をしているではありませんか。  大工だいくさんは、思わず自分じぶんのほっぺたに手をあてました。 「・・・あれ?」  驚いおどろいた事に、スイカの様に大きかったほっぺたのはれが、すっかりなくなっているではありませんか。  もちろん、痛みいたみもありません。  大工だいくさんはおどろいて、もう一度地蔵じぞーさんの顔をあげました。  すると地蔵じぞーさんの左のほっぺたは元に戻っもどっていて、いつものように細い目で微笑んほほえんでいました。 「お地蔵じぞーさま、ありがとうございます!」

その後そのご大工だいくさんのほっぺたは二度とはれる事がなかったそうです。

おしまい


江戸
背丈
地蔵
不思議
おでき
やけど
行く
自分
あらわす
治す
ほっぺた
スイカ
はれあがる
大工
聞く
色々
医者
診る
治る
きける
痛み
苦しむ
すがる
助ける
半分
切り落とす
一生懸命
引く
熱心
合わせる
見る
あてる
驚く
はれる
なくなる
おどろく
戻る
微笑む
その後

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「今日は何の日?」

20211028

元:地球くん

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